「睡眠不足は薄毛を招く」説のウソホント

「寝不足の状態が続くと薄毛・ハゲになる」という趣旨の話を、あなたは聞いたことがありませんか?

 

この「睡眠不足は薄毛を招く」というのは嘘なのか本当なのか、それについてご説明しましょう。

 

「睡眠不足は薄毛を招く」説は正しい!

まず、結論から言うと、「睡眠不足は薄毛を招く」というのは、本当です。

 

医学的な見地から見て、人間(成人)が、もっとも健康的な状態になれる睡眠時間は、おおむね7時間から7時間半の間、ということが知られています。

 

人の体は、睡眠によって十分な休息を取り、「傷んだ箇所の修復・古い細胞と新しい細胞の入れ替え」などをおこなうのですが、それがもっとも理想的な状態でなされるのが、この「7時間から7時間半の間の睡眠時間」というわけです。

 

ところが「睡眠時間が毎日5時間未満」などという睡眠不足状態の人の場合、修復や細胞の入れ替えのための十分な時間が取れません。

 

睡眠不足のまま起床する、というのは、早い話が「前日分のメンテナンスがまだ終わっていないのに、活動を無理やり開始する」というようなもので、毎日睡眠不足であれば、とうぜん「メンテナンスできなかったところ」もどんどん蓄積していくことになります。

 

そして、こうした「メンテナンス不足」の影響を強く受ける部分のひとつが「髪と頭皮」なんですよ。

 

「睡眠時間が短くて、すべての場所をメンテナンスするのは無理」となると、人間の体は自然と、「生命にかかわる重要な部分を先にメンテナンスする」というメカニズムが働きます。生命には直接かかわらない髪や頭皮は、後回しになってしまうのです。

 

で、毎日毎日睡眠不足で「髪と頭皮のメンテナンスは後回し」という状態が続けば、当然のことながら、髪も頭皮も日に日にダメージが蓄積してやせ細っていく、ということになるのです。

 

睡眠時間が長ければそれでOK?

というわけで、慢性的な睡眠不足というのは、結果的に「髪と頭皮のメンテナンス不足の蓄積」状態を引き起こし、薄毛を招くこととなってしまう、というわけなのですが、では「睡眠時間が長ければそれでOKなのか」というと、そうではありません。

 

まず、10時間睡眠など、極端に長い睡眠は「寝すぎによる、眠りの浅さ」を招いてしまいます。

 

また「深夜まで夜更かしした後に、理想的な睡眠時間である7時間の睡眠をとる」というのもアウト。

 

睡眠中のメンテナンスが最も重点的に行われるのは、0時前ごろから午前2〜3時ごろの間ですので、この時間帯に眠りについていないと、メンテナンスの効率自体が落ちてしまうのです。

 

また「日によって、就寝時間や起床時間がバラバラ」というのも、睡眠リズムの乱れによる眠りの浅さを引き起こしてしまいます。

 

「夜更かしせずに、毎日規則正しい就寝・起床時間を守り、最低でも6時間は睡眠時間を取る」ということを心がけましょう。