頭皮の毛穴が詰まるとどうなる?

薄毛に関する話でよく耳にするもののひとつが、「頭皮の毛穴が詰まると、髪が育たなくなる」という話です。

 

確かに、頭皮を健康にするための手段のひとつとして知られる「スカルプ(頭皮)ケア」というのは、頭皮の毛穴の汚れを落とす、という趣旨でおこなわれますからね。

 

では実際に、頭皮の毛穴が詰まってしまうと、どんな悪影響が出てしまうのでしょうか?それについて少しお話ししましょう。

 

毛穴が詰まると毛根が酸欠になる!

まず最初に「毛穴が詰まると髪が育たなくなる」という説は本当なのかという点から答えを言うと・・・「毛穴が詰まるだけで髪が育たなくなる、というのはいささか大げさなものの、育ちが悪くなる可能性は高い」と言えるでしょう。

 

なぜかというと、毛根が、髪を成長させるために必要としているものは酸素と栄養なのですが、このうち、酸素については、毛細血管から血液を通して運んでもらう、というだけではなく、毛穴からの皮膚呼吸によっても、ある程度の酸素を得ているという要素があるからです。

 

ですから、毛穴が詰まってしまうと、「血液からしか酸素をもらえない」ということになってしまうんですよ。
私たち人間の体に例えると、「深呼吸をしたいのに、浅い呼吸をするくらいの空気しかない」というような状態になる、と言えばイメージしやすいでしょうか。

 

酸素と栄養というのは、細胞分裂・成長のために絶対に欠かせない要素ですから、その片方である酸素が不足してしまうと、どうしても、細胞分裂や成長のペースも鈍りやすくなってしまう、というわけなのです。

 

頭皮の炎症の可能性も!

頭皮の毛穴が詰まってしまう、というのは、基本的には「頭皮の皮脂と、さまざまな外部の汚れが混じったものが詰まる」という状態になってこそ起こる状況。

 

ですから、その「頭皮に詰まる汚れ」というのはとてもドロドロしており、しかも雑菌だらけだ、ということになります。

 

こうした、ドロドロした雑菌だらけの汚れが詰まりっぱなしの状態だと、ますます雑菌が繁殖してしまい、しかも皮膚呼吸が上手くできず酸欠ぎみの頭皮はその雑菌に抵抗する力も弱ってしまうため、炎症などのトラブルを起こしやすくなります。

 

この点も、髪の成長に大きな悪影響を与えてしまいますよ。